年末に父親が特別養護老人ホームに入った。というか、入れたが正解やな。
脳卒中で救急車で救急病院に運ばれてから、2ヶ月くらいでリハビリ病院へ転院、それから特別養護老人ホームに転院した。右半身が動かないし、言語障害なので、本人は何も興味をなくしたみたいで・・・
60歳で定年して、もう83歳、この20年間、孫の世話で時間を費やし、孫が手を離れてからは夫婦ともにおかしくなってしまったように思う。人というのは、子供や孫を育てることで成り立っているのやろなぁ。
父の入っている部屋に入居していた人は、亡くなったそうな。特別養護老人ホームというのは、何か別の病気で病院に入院せん限りは、そこが人生最後の住処。夫婦共働きで、どうすることもできんけど、家族大勢で老人をみていく、そんな社会が正常なんだとつくづく思う。設備は整ってるけど、家に帰りたいに決まってるもんな